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​栗原 晴子

海の環境は、「温暖化」や「酸性化」など地球規模レベルでの気候変動に伴い大きく変化しつつあります。さらに沿岸域では、気候変動に加え、我々人間の社会活動による影響も加わり、沿岸生態系はその影響を特に受けてる可能性が危惧されています。

 

このような急速な海洋環境の変動に対して、サンゴ礁をはじめ、沿岸域に生息する様々な生物が,どの程度、どのように、なぜ影響を受けるのかを実験的に、さらに野外観察により評価し、沿岸生態系への将来予測、さらにはその保全に向けた対策に資する科学的な知見を得ることを目的として研究しています。

連絡先:

​harukoku[at] sci.u-ryukyu.ac.jp

​メインの研究テーマ

​1. サンゴ礁生態系と環境変動

2.気候変動(海洋酸性化/温暖化)による

  海洋生態系への影響評価

​学歴、研究歴

1998 北海道大学 理学部 生物学科卒業

2000 東京大学 理学研究科 生物学科 修了 

2004 京都大学 理学研究科 生物学科 修了(博士理学)

3. 国内沿岸域における海洋酸性化モニタリング

4.  水産生物に対する海洋酸性化影響の評価

​5.  サンゴ礁生物の生理生態

2004 RITE (地球環境技術研究所)研究助手

​2005 長崎大学 環東シナ海海洋環境資源研究センター PD 

2009 琉球大学 亜熱帯島嶼科学教育研究推進機構 

特命助教

​2013 琉球大学 理学部 海洋自然学科生物系 助教

2021 琉球大学 理学部 海洋自然学科生物系 教授

​学会、委員会

​海洋学会   環境賞選考委員

 

サンゴ礁学会 庶務担当理事

                         教育普及委員会 委員

       サンゴ礁学会誌 編集委員 

       評議委員

 

Coral Reefs       Editor Board     

​受賞歴

2019 日本女性科学者の会  奨励賞

2018 Pew Fellow      Marine Pew Fellow賞

2015 文部科学省      ナイスステップ賞

2013 海洋学会       海洋環境科学賞

2007 日本甲殻類学会    最優秀ポスター賞

2004 国際棘皮動物学会   最優秀口頭発表賞

​キーワード

サンゴ礁 海洋酸性化、海洋生態系、環境変動、気候変動、海洋生物、サンゴ,ウニ、生理生態学、発生学、生理学、石灰化生物、CO2、温暖化、バイオミネラリゼーション、動物プランクトン

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