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​JSPS

学術変革領域(B) 代表者

pH応答生物学の創成〜pH​耐性生物群集から迫るpH適応獲得機構の解明〜

期間:2020-2022

共同研究:久保田好美(東京国立科学博物館)

​内容:本研究では「pH応答生物学の創成」を実現するべく、主に酸性化耐性サンゴ等を用いて低pH環境に対する生理・生態学的応答の解明、ならびに生理・医学研究者とタッグを組むことにより、分子レベルでの機構解明を遂行することによって、海洋生物が海水pHの変化にどのように応答・適応しているのかを解明する。さらに化石種を用いて、形態や群集組成を評価することで地球史上過去に生じたpH環境の変動に対し、生物がどのように応答し変化してきたのかを解明する。

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​JST

CREST 海洋カーボン 海洋とCO2の関係性解明から拓く海のポテンシャル
CO2増加に伴う沿岸生態系遷移リスク検知と予測の高度化

期間:2023-2029

代表:栗原晴子(琉球大学)

共同研究者: 山野宏哉(東京大学、国立環境研究所)

       中村隆史(東京科学大学)

       安田仁奈(東京大学)

​内容:本研究は生理生態・分子生態・モデリング・社会適応の4グループから構成され,自然科学および社会科学の研究者らが連携し,主に4つの研究課題;1. 気候変動環境シミュレータシステム(MESAS)の開発と環境生物応答の評価,2.環境RNAによるストレス検出技術の開発,3. 沿岸生態系統合モデル開発と生態系遷移の予測,および 4. 生物分布変化の生態系サービスと社会へのインパクトと適応策を実践します。

e-ASIA 戦略的国際共同研究プログラム
西部太平洋における海洋熱波:検出およびメカニズムとサンゴ礁生態系への影響

研究テーマ:休学

期間:2022-2025

共同研究:須賀利雄(東北大学:代表者)、安中さやか(東北大学)、増田太樹(東北大学)、島田照久(弘前大学)、早坂忠裕(東北大学)、杉本周作(東北大学)、フィリピン大学、ディポロネゴロ大学

​内容:①海洋熱波の検出と類型化

   ②海洋熱波の発生メカニズムの解明

​   ③海洋熱波のサンゴ礁生態系への影響の解明

​環境省 推進費

課題 4MF-2201 沿岸海洋生態系の保全・再生における緩和植生帯の役割と活用技術の開拓: サンゴ礁の再建に向けた事例研究

期間:2022-2024

共同研究:宮島利宏(東京大学:代表者)、梅澤有(東京農工大学)、中村隆志(東京工業大学)

​内容:本研究は全世界的な危機に瀕するサンゴ礁生態系の保全と再建を上位目標として、サンゴ礁とそのストレス負荷源となる人間活動領域との間に成立する沿岸湿地(海草藻場・マングローブ・大型藻類群落等)を緩衝植生帯と定義し、その独自の生態系機能を活用することにより、緩衝植生帯をも含めたサンゴ礁複合生態系の総体的な復元力向上を図ることを目的とする。

SCOR (Working Group 149: COBS)​

​文科省

海洋資源利用促進技術開発プログラム 海洋情報把握技術開発 分担者

BGC-Argo搭載自動連続炭酸系計測システムの開発

期間:2018-2022

共同研究:茅根 創(東京大学:代表者)、佐藤緑 (産総研)、朝海敏昭 (産総研)、栗原晴子(琉球大学)、Andrew Dickson (SCRIPS)

​内容:大気中二酸化炭素濃度の増加により海洋全域での炭酸系化学環境を大きく改変しつつある。本課題では海洋全域における炭酸系を測定可能とするために無人プラットフォームに搭載可能な自動連続炭酸系計測システムの開発を目的とする。

​Marine Pew Fellow Project

​Evaluation of vulnerability of Japanese coastal ecosystem and marine fisheries to ocean acidification

期間:2019-2021

​ICONA

​International CO2 & Natural Analogue Network (Core-to-Core Program)

期間:2021-2026

​委託研究

鉄鋼スラグ協会 

​鉄鋼スラグを活用した海洋酸性化抑制の生物への効果 代表者

期間:2020

​内容:海水の酸性化対策の一つとして、カルシウムを豊富に含有する鉄鋼スラグをカルシウム供給剤(材)としての活用可否の基礎検討。

​終了プロジェクト

期間:2016-2020

共同研究:仲岡雅裕(北海道大学:代表者)、藤井雅彦(北海道大学)

​内容:アマモ場は光合成によりCO2を吸収するため、海洋酸性化を緩和する機能がある。本研究では、アマモ場の海洋酸性化緩和機能の大きさと空間的な影響範囲を明らかにし、その効果の海洋生物群集への影響を評価する。

Changing Ocean Biology (COBS): How will biota respond to a changing ocean?

科学研究基盤研究 海外(B) 研究代表者

高CO2・高水温環境下でのサンゴ礁群集の多様度維持機構:パラオ礁湖での事例研究

期間:2016-2019

共同研究:渡邉敦(東京工業大学)、中村隆志(東京工業大学)、宮島利宏(東京大学)

​内容:温暖化および海洋酸性化は、サンゴ群集に対して負の影響を与えることから、サンゴ礁生態系は気候変動に対して最も脆弱な生態系であると指摘されてきた。一方、申請者らはパラオ共和国沿岸のニッコー湾にて、海水中のCO2が周辺海域よりも高く、水温も高いにも関わらず、極めて被度および多様度が高いサンゴ群集が生息することを発見した。本課題では、本湾を利用して、生物による高CO2高水温環境への適応応答と耐性の獲得の可能性について評価し,サンゴ礁生態系のよる気候変動対する応答に関する新たな可能性と適応策の提言を目的とする。

科学研究基盤研究(B) 研究代表者

日本沿岸域における海洋酸性化の実態と水産生物・生態系への影響解

期間:2015-2018

共同研究:川合美智代(東京海洋大学)、藤井雅彦(北海道大学)

​内容:海洋酸性化は、生物生産性/生物多様性の中心を担う沿岸域の炭酸化学環境を大きく改変させ、国内の生物資源に直接影響を及ぼすことが懸念される。しかし、沿岸域での海洋酸性化の実態は未だ明らかにされておらず、さらに沿岸域をカバーした酸性化予測モデルも構築されていないため、沿岸生物への海洋酸性化の影響評価が正確に行えないのが実情である。本研究では、日本沿岸域において酸性化による生物資源への影響解明を目的に、1. 国内沿岸で高解像度の時空間的炭酸化学環境を解明し、水産学的に重要な生物種(ウニ/貝/甲殻類)への酸性化の閾値を評価し水産重要種に対する海洋酸性化リスク評価を実施する。

科学研究基盤研究(A) 分担者

CO2湧出出口における造礁サンゴからソフトコーラルへの群集シフト

期間:2016-2019

共同研究:茅根 創(東京大学:代表者)、佐藤 緑 (産総研)、波利井佐紀(琉球大学)、栗原晴子(琉球大学)

​内容:海底からCO2が湧出している沖縄県硫黄鳥島海域を利用した、野外での酸性化によるサンゴ礁生態系への影響評価する。

​CREST

​CREST

海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出 分担者

海洋生態系の酸性化応答評価のための微量連続炭酸系システムの開発

期間:2013-2018

共同研究:茅根 創(東京大学:代表者)、佐藤緑 (産総研)、波利井佐紀(琉球大学)、栗原晴子(琉球大学)

​内容:大気中二酸化炭素濃度の増加による海洋酸性化の進行は、サンゴ礁域における炭酸系の化学環境を大きく改変することが危惧されている。本課題では海洋のpH-アルカリ度微量連続計測システム装置を新たに開発し、生態系レベルでの海洋酸性化応応答の解明を目的とする。

​JST-JICA

地球規模課題対応国際科学技術協力事業 分担者

サンゴ礁島嶼系における気候変動による危機とその対策

期間:2013-2018

共同研究:中村 崇(琉球大学:代表者)、James D Reimer(琉球大学)、藤田陽子(琉球大学)、宮国薫子(琉球大学)、木村 匡 (自然環境研究センター)

​内容:パラオにおける環境モニタリング、気候変動及び地域環境変動によるサンゴ礁生態系への影響評価、生物多様性への影響評価を地元の研究機関と共同で推し進めつつ、人材育成することによって、地元指導での維持管理システム体制異性を確立する。

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